お見舞い [台湾]
ブログ入力の不具合も無事解決し、
書きたいことも山盛りなのですが、、、、。
中華圏では今日は春節、旧正月の一日です。
本来なら「新年快楽」とお祝いを書きたいところですが、
台湾では6日に大きな地震がありました。
台南ではビルが倒壊して未だ行方不明の方が
大勢いるようです。
私は台南へは2回訪れたことがあります。
古都台南と呼ばれるくらい、歴史のある街、
日本統治時代の建物も数多く残っていたのが印象的でした。
幸い私の友人は無事でしたが、台南では
静かな旧正月を迎えているようです。
被災された方々へ、お見舞い申し上げます。
また、いまだ行方不明の方が一刻も早く救出されますよう、お祈りいたします。。。
現在もまだ。。。 [台湾]
今月はブログ回数が極端に減っていてすみません><
今日はどうしても書いておきたいことがあり、記事アップしました。
先週18日から、台湾の国会にあたる立法院を、
学生を中心とした市民団体が占拠しているというニュースは
日本でも少しは報道されたり、また台湾の方や台湾に住む日本人が積極的に
ネットでの情報発信を行っているので、そうしたネット上でこの事件について
ご存知の方もいるかもしれません。
それでも、日本での新聞やテレビでの報道は少ないように感じます。
台湾の方たちも、(やはり国連加盟国でなかったり、、、という現状もあり、)
国際社会での偏った報道による間違った認識を取り除き、
台湾での民主主義が危機に瀕していることを世界に伝えたくて、
ネットで発信しています。
現在もまだ立法院の占拠が続いていますが、そもそもの発端は
昨年6月に台湾と中国が結んだサービス貿易協定
(中国語:両岸服務貿易協議。略:服貿)。
この協定の発効についての審議を充分にしないまま、
与党(国民党)側が立法院での強行採決をしようとしたため、
それを阻止しようとして多数の民衆が立法院に乗り込んだのです。
それを皮切りに台湾各地で集会などの抗議活動も始まり、
一部のグループ(これは立法院占拠のグループとはまた別のようです)が
内閣である行政院にも乗り込みましたが、こちらは逮捕されました。
立法院では今も抗議活動を続けています。
サービス貿易協定の目的は市場を開放し、貿易を自由化し、
お互いの利益を目指す、、、というもの。
しかしながら、その内容は中小企業が多い台湾にはデメリットも
多く、内容の協議やそれに関する法律を制定しないうちに発効することに関して、
昨年から台湾世論も真っ二つになっている現状がありました。
協定の詳細はこちらのサイトが日本語で解説がされています。
http://www.slideshare.net/noexcuse/ss-32581194
しかしながら、重要なのは、
今回占拠している若者たちは、けっして愛国主義を掲げて
中国を敵視しているわけではない、ということ。
日本での報道や、日本人の認識としては、台湾を考えるときに
どうしても中国との関係が認識としてあるため、ことさらに
対立姿勢なのか、と思ってしまいがちですが、 そうではなく、
あくまでも、協定の撤回、それから協定に先立つ法整備の実施などを求めています。
↓↓立法院を占拠している若者たちが出した声明文です。(日本語訳されたもの)
http://www.labornetjp.org/news/2014/0323seimei
立法院内外で抗議活動をしている人々は
始めから対話による解決を望んでいます。
政府との話し合いは平行線になっていて、
このままではそのうちに行政院の時のように
強制排除の流血事件になってしまわないか心配です。
賛同する医師や看護師たちが自主的に救護所を設けたり、
食料などを提供する市民もいることを見ても、
単なる学生運動とは言えない状況になっています。
たしかに、国会占拠は違法行為かもしれないですが、
自分の身の安全より、台湾の将来を考えて立ち上がった姿を見ると、
政治に関して人任せな自分自身のことを反省したり、、、。
私たちの大好きな台湾に良い未来が来ることを願ってやみません><
そういえば、かれらのスローガン「反回服貿」が
中国語のわからない日本人には「ほえほえくまー」と聞こえるので、
ネット上で台湾を応援するため「ほえほえくまー」という言葉とクマのイラストを
アップしているのがニュースになっていましたね。
クマではないけれど、甲斐も今回の事態に、
台湾のために何かしたい!とイラストを描きました。
文字は、私mikiが甲斐の日本語を訳して書き込みました。
(最後に。
台湾の社会は歴史的背景がからみ想像以上に複雑です。
多くが漢民族ですが、それでも16、17世紀に移住してきた人たちの子孫(内省人と呼ばれている)、
第二次大戦後、国民党政権と共に渡ってきた人たち(外省人)とに分かれ
(特に選挙や政治面では激しい戦いです)、
さらに元々台湾にいた原住民も9つほどの部族がいます。
日本が戦前に50年ほど統治していた時代もあります。
東日本大震災の義援金が、人口2300万人の台湾から
200億円以上集まったことで、やはり親日家が多いという印象を
多くの日本人が持ったかもしれませんが、植民地にしていた土地から
これだけの好意を受けるのは、珍しいことなのではと思います。
台湾の歴史に日本が深く関わっている現われでもあるかと考えますし、
その割には台湾と日本の関わりについて知らない日本人が多いようにも感じます。
私はたまたま、とある中華圏の芸能人ファンになったのがきっかけで、中国語を習い、
台湾自体にも興味を持ち、、、という経緯があるのですが、それがなかったら、
たぶん日本との歴史的な関わりなど知らないままだったと思います。)
ふれあい街歩きに布袋戯が! [台湾]
昨日のNHKBS 世界ふれあい街歩き、
みなさんご覧になりましたか? ^^
台湾の高雄だったんですよ~
出ましたね~布袋戯(プータイシ)!!
前半は伝統的サイズの人形を作っている職人さんが登場して
猪八戒の人形などを操って見せてくれました。
最後の方では、高雄金鷹閣電視木偶劇団 の
人形劇の様子が映ってました^^
神さまの誕生日に奉納するのです。
電視布袋戯なので、人形のサイズは大きいです。
霹靂と一緒くらいかな。
テレビ画面を撮りました^^
実は、この劇団、
2年前、宜蘭の伝統芸術センターでの公演を見てるのです!!
これがその時の懐かしい写真。
もっと取り上げてほしかったけれど・・・
少しでも布袋戯が日本で広まるといいな~^^
再放送がありますので見逃した!
という方も安心^^
14日(火)の午前8時から再放送ありますよ~
チェックしてみてください♪
高雄だよ!! [台湾]
NHK BSの世界ふれあい街歩きで
7日(火)午後8時から、
台湾の高雄を放送するそうです!!!
詳しくはこちら↓
http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/yotei.html
倉庫を改装したアートスポットといえば、駁二のことでしょうね^^
道教の神さまの誕生日を祝う野外人形劇!?
これは布袋戯ではないかな!!?と期待して^^
火曜日を楽しみにします♪
ご興味ある方ぜひ番組チェックしてみてくださいね~^^
写真は懐かしい(もう2年近く前!)の台湾旅行から~
上(駁二芸術区) 下(旗津半島へ行く船上からの高雄市)
赤い箱 [台湾]
今夜、深夜0時(19日0時)から、NHK BS1チャンネルで
「赤い箱 台湾人形師の魂」の放送があります。
これは昨年放送された「発掘 アジアドキュメンタリー」のシリーズの1つです。
放送内容HP↓↓
http://www.nhk.or.jp/asianpitch/lineup/index1002.html
台湾の伝統人形劇、布袋戯。
台湾の人間国宝とも言われる陳錫煌氏の活動を追ったドキュメンタリーです。
霹靂をはじめとするTV布袋戯も、もともとはこのように街中や廟での縁日で公演されていた人形劇から発展したものです。
陳氏の操る人形の動きはすごく繊細でリアルでした。
ご興味のある方ぜひご覧下さい。